【刷新された軽量ハイパワーの43ccチェンソーと、軽量でよく切れるオレゴンスピードカットシステムの組み合わせで軽量・低燃費のお仕事マシン構築は如何?】
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 チェンソーネタが続きますが、オレゴンの軽量カッティングシステムであるスピードカットバー&95TXLソーチェンーのセットと、クラス最軽量(本体重量4.3kg)のやまびこの43ccチェンソー、共立CS43RS・新ダイワE3043SPを組み合わせると、樹上伐採用のより軽量でパワフルなマシンに仕上げられる、というお話です。

 スピードカットの18インチバー装備で、燃料オイルをフルタンクにした装備重量で、なんと5.7kg! 持った人はその軽さにみんなビックリします。本体重量が4.3kgだから実現できる重さです。

 最近のやまびこは結構攻めていますね。前の記事に書いた50VのバッテリーチェンソーBCS510Tも3kgちょっとと軽い上に、50Vの力をもってトルクががあり、ちゃんと仕事に使える道具に仕立て上げられています。
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 ちょっと古い道具の話になりますが、同じクラスのハスクの名機である42ccの242XPが本体重量が4.7kg、その後継機の46cc(実質45cc)の346XPが4.8kgです。マグネシュームのクラッチカバーとか金属多用していて丈夫ですからね。此のやまびこの新型43ccは4.3kg。

 この本体の乾燥重量(オイル、燃料なし)が4.3kgと言うのは、10年くらい前に使っていたことがある、排気ガス規制前の日本の中型機の名機、40ccの新ダイワのE1039Sと同じ重さです。
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 当時、軽くて力があってよく仕事をするチェンソーでした。肩に担いで現場までの経路を登っていたのを覚えています。
 ですから、よりパワフルになった最新の43ccチェンソーが当時の40ccの重量に戻ったのですから結構感激です。

 後述しますが、やまびこの旧機種の42ccの共立CS42RSとハスクの242XPをオレゴンのスピードカット16インチで揃えた同条件でカッティングスピードを計測すると、高回転型の242XPよりも低中速のトルクが強い共立CS42RSの方がタイムが速いんですよね。

 そして、同じ18インチのスピードカットシステムを装着して、燃料とオイルをフルタンクにした装備重量を測ると、242XPが6.2kg位で、346XPが6.4kg位となります。最新のやまびこは同じ条件でも、5.7kg位ですね。如何に軽いか分かるでしょう。

 この346XPは346XPneになって50ccで本体重量が5.0kgになりました。その後継機は550XPで若干軽くなりましたけど550XPMrk2でガッツリ重くなって本体だけでも5.3kgあります。そしてハスクは燃料タンクが若干大きめです。

 その様な条件を考慮しつつカタログスペックに載っている本体重量だけでなく、実際に作業をするときの装備重量の問題と、刃の入りが良い薄い刃=軽いカッティングシステムを装着しての排気量ダウン=軽量化について考えてみましょう。

 まだ、直接比較ができていませんけれど、同じカッティングシステムを装着して比べても、共立CS43RSの方がハスクの346XP旧型46ccよりもカッティングスピードが高い可能性があります。
 もしそうであれば、今の50ccクラスのチェンソーには及ばなくても、大分近いくらいの仕事能力があることになりますからね。タイミングをみて比較してみましょう。
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 さて、この共立CS43RS・新ダイワE3043SPは、安定した性能で人気があった中型機の共立CS42RS・新ダイワE1042Sが昨年の秋にモデルチェンジされたもので、中身は全て刷新されています。

 新機種の大きなポイントは、『30%のパワーアップ』と『200gの軽量化』です。吸気系と掃気系が見直されて、新しい技術を導入して実現したパワーアップは、実際にハッキリと実感できるものとなっています。

 その30%アップの比較対象は、旧機種のCS42RS・新ダイワE1042Sの兄弟機ですが、此れらはハスクやスチールの様な色気や肉食系の頑丈さのオーラは無いものの、例を採れば、ちょっとお淑やかだけど細かいところに気が利いていて、放っておいてもご機嫌を損ねずに、縁の下からしっかりと生活を支えてくれる足腰のしっかりした昔の日本の女性(失礼!)の様な佳き母や妻みたいな雰囲気の機種でした。
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 上画像の一番手前の機体がそうです。この時は、スピードカットシステム(1.3mmゲージの95TXLチェーン)の13インチを装着してボサ刈りスペシャルにしていました。
 ところが、この42ccのCS42RS(新ダイワE1042S)は地味なくせして良い仕事をするんですよ。低中速のトルクが強いからなんでしょう。

 ハスクには、かつて名機といわれた242XPという42ccの機種がありまして、この242XPの極上の程度のものを持っています(他に42、242、242XPの部品取り&二個一用が8台位あります)が、ノーマルで15500rpm回る調子の良い242XPでも、比較するとCS42RSの方がカッティングタイムが良いんです。※両方とも16インチのスピードカットシステムを装着した上での速度比較です。

 多分、242XPは高圧縮型ショートストロークのエンジンなのだと思います。と言うのも真冬にエンジンを掛けようとしても、圧縮が凄くてスタータが動かない時がありますからね。60ccの560XPの方がまだ掛けやすい位です。

 242XPの様に上の回転は伸びませんが、CS42RSは隠れ節などに力負けしてエンジンが詰まることが少ないんですね。ところが、新型のCS43RSは、この旧型のCS42RSが負荷で負けてエンジンが詰まるところを平気で伐り進んで行きます。
カッティングスピード比較表3-1
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 軽トラの二台の奥3台がハスクで手前2台が共立です。昨年の夏なので、此の時にはまだCS43RSは手に入れていませんでした。と言うよりも発売になっていませんでした。

 此の時のテストに使った丸太は枯れ赤松であまり目が詰まっているものではありませんでしたが、同じ太さの部分が延々と長いので、チェンソーを取っ替え引っ替え3回(3日)もテストできました。
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 このテストの目的は、1.3mmゲージのスピードカットシステムを小さい排気量のチェンソーに装着して60ccのハスクの21BPXチェーンをつけた560XPにどの位迫れるかという無謀なものでした。(^-^; 個人的興味からですが。

 丸太の部分にも拠るのですが、時として42ccのCS42RSが560XPに迫るタイムを出す時が有ったのですよ。
 そして、CS500のタイムが意外と伸びないのは、前の記事に書いた石見エコーさん(元、やまびこ西日本のパイロットショップだったが現在は独立:やまびこ、ハスク、スチールなどの代理店)によると回転数で稼ぐタイプに造っていないからとのことで、負荷が高い木の時には差が大きく出るだろうとのことでした。下の表は機種間のタイム差の関連性が分かり易い様に整理したものです。
CS500と346XPの速度比較を追加
 機種間のハンデが出来るだけ出ない様に、シリンダ、ピストン、リングの状態が良い様に整備してあるものを使用していることと、また新品のメーカ出しの状態のソーチェーンを使ったり、使用品はしっかりと目立てをしてテストに臨む様にしました。

 ま、目立ての腕ということも心配ですが、一応老眼で目視が大変ながらジット・ネットワークサービスのランク4審査会の目立てテストの際には、あの厳しい石垣氏(伐木造材のチェンソーワークの著者)のチェックを受けて、100点満点中93点を取得していますから、そんなにムチャクチャな目立てにはなっていないと思います。

 その石垣氏もお気に入りのCS43RSとCS500ですが、何もクラス最軽量の部類です。そして、数値的にも実力があるCS42RSを刷新して、やまびこがリリースしたのがCS43RSという訳ですから、十分期待できるでしょう。
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 前回の記事に書いたバッテリーチェンソーのBCS510Tと並んでいるのが、CS43RSですが、黒の樹脂を使ったデザインは共通の雰囲気がありますね。
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 少しボディは大きくなりましたが重さは旧機種よりも本体重量で200g軽くなっています。ドイツのスチールも大型機が軽量化されていますが、これってすごいことではないでしょうか。

 今は車もそうですが、機能優先と言うよりもラグジュアリー化で様々な便利機能と居心地を重視して肥大化しています。エゴの肥大化(インフレーション)と言う言葉がありますけれど、正しく相似的に製品が人の心の在り方とリンクして肥大化しているのが現代でかもしれません。
 道具も車も軽いほど、本来の機能が発揮出来ますし、人の心も軽い方が自分も周りも幸せにする機能を発揮させるでしょう。

 200g軽量化したその上で、このCS43RSは、吸気系と掃気系を刷新して前機種のCS42RSよりも30%もパワーアップしている訳ですが、この辺りの詳しいことについては発売前の昨年夏に自分のブログに記事にしてありますのでご興味がある方はご笑覧ください。
 下画像は旧型のCS42RSに18インチのスピードカットシステムを装着したわたしのものです。木の上の格好いい人は勿論わたしではなくて、ODSK仲間の鳥取の名越氏です。
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 この冬に二十日間位の工数で公園の危険木伐採・搬出処理の委託を受けまして、この時は枯れ松の断幹作業を仲間3名で行っているところです。スマートウィンチでロワリング、エレファントウィンチで着地点へ誘導しています。
 が、だんだん太くなって来て重たくなってからはエレファントウィンチの代わりにPCW3000のエンジンウィンチで手前に引っ張って着地点へ誘導していました。
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 二股のところまで断幹して短くなったところで、あとは上の段側に起こし木伐倒しました。とは言いましても、かなり寝ていましたので、1.6tチルの2倍力とあとはPCW5000の9倍力で起こしました。
 PCW5000は3倍力でも良かったのですが、チルの牽引速度に合わせて、牽引スピードを落とすために9倍力にしました。
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【オレゴンのスピードカットシステムについて】
 オレゴンのスピードカットシステムが発売になった後、割と早めに手に入れてハスクで使っていましたが、その時に様々なバーとチェーンの組み合わせで重量測定をしていまして、その際に本体重量とオイル燃料の重量以外に、カッティングシステムの設定の仕方で重量差が大きく出ることを実感しました。

 というか、歳食って体力が無くなると軽いものが良いな、などと心境の変化が有ったので、軽さを追い求めたというのが本当のところでしょう。この時の最初の記事は、2年前に自分のブログで書いていました。

 今回の記事は、スピードカットシステムと昨年秋にリリースされている共立のCS43RSとの組み合わせとで、軽くて良く切れて、そして燃費も良い組み合わせができるというお話です。
 バーも短いのから長いものまで、その時々の使い方に合わせたチョイスが出来ますからね。
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 その前機種CS42RSもけっしてパワーのない機種ではなく現場の人たちに人気の機種だったので新型になって如何にパワーアップしているか分かると思います。
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 此方のCS42RS対CS43RSのカッティングスピードの測定比較を何回か行なっていますので、再度体制を整えて正確な数値を計測してみたいと思っています。

 と申しますのも、バッテリーチェンソーのBCS510Tの比較テストの後にCS43RSとCS42RSの比較テストの動画を撮って貰った(上の画像)のですが、家でタイムを測ったところ無茶苦茶CS43RSの方が速かったんです。
 アレっと思ってCS42RSのソーチェーンを確認しましたら、何と!使いっぱなしのものでした。がっかり。次回は同じスピードカットシステムを入れ替えながら、同じ条件でカッティングを行うつもりです。

 ですが、、、インプレッション的にはCS43RSは43ccですけれども、古い方のタイプのハスク346XP(46cc)よりも低中速が強い気がします、そして重量がもっと軽いですからね。346XPを使っていた方には、少しイメイジが湧くでしょうか。

 わたしは、このパワフルな43ccのCS43RSにオレゴンのアルミコアの軽量バーの14インチのスピードカットシステムを装着しています。
 チェーンとバーを合わせると同じ、21BPXのチェーンに標準バーを装着した場合と比較すると200g近く軽量化になっているかもしれません。

 ということは、旧機種のCS42RSの21BPXのチェーンのものから(同じ長さのバーを装着した場合には)400g位軽くなることになります。同じクラスで400g近く違ったら持った感じが全然違いますからね。

 オレゴンのスピードカットバーで共立CS43RS&新ダイワE3043SPに装着できるタイプ(K216マウント)は、14インチ、16インチ、18インチ、20インチがあります。
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 CS43RSに此の内の14インチのスピードカットシステムを装着してオイル燃料をフルタンクにしてこの装備重量です。5.6kgくらい。
 スチールの35ccチェンソーMS201も同じ条件で5kgちょっと位ですから如何に軽いかお分りいただけると思います。

 えっ?フル装備の重量なんて測ったことがないと・・・例えば、うちにあるハスクの560XPの21BPX20インチバーのオイル燃料フルタンクの装備重量は、7.6kgくらいですね。
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 50ccクラスならば、以前計算した数字だと550XPMark2で、装着するバー&チェーンによりますけど7kg前後位でしょう。550XPMark2の本体乾燥重量が5.3kgです(共立のCS500は4.8kg)。上に載せた60ccクラスの560XPの本体乾燥重量が5.6kgです。

 たった300gの差しかありません。如何に50ccクラスがデブってきたかが明白です。昔の46cc時代のハスクの346XPが4.8kgで50ccになってから5.0kgになったかと記憶しています。

 本体乾燥重量にオイル燃料をフルに入れて、あとはバーとチェーンの重量が入って装備重量ですから、バーとチェーンの種類で相当総重量が変わりますので、本体重量のみで軽いとか重いとかを論ずるのは若干ピント外れでは?
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 このCS43RS+14インチスピードカットの様に装備重量が5.6kg位程度(本体乾燥重量は4.3kg)という数字だと、樹上で使用する場合には相当作業が楽になるのではないでしょうか。その上、40ccクラスとしては可なりのハイパワーです。46cc時代の346XPと同じ程度の仕事をするのでは無いでしょうか。

 そして装備重量が346XPよりも800g前後軽く、重さは35ccチェンソー寄りの重量となれば刃さえ切れる様にしておけば良い仕事をすると思います。いずれ機会をみて此の2台を比較してみましょうか。昔の346XPを知っている人には分かり易い比較かも知れません。

 因みにオレゴンのスピードカットバーでCS43RSに取り付けられるマウント&オイル孔に対応したものは「K216タイプ」となり、サイズは14インチ(セット重量682g)、16インチ(セット重量762g)、18インチ(セット重量848g)、20インチ(セット重量996g)があります。バーが長ければ長いほど、標準バーと比較して軽量化につながる優れものです。※セット重量は実測値です。下画像は14インチセットです。
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 14インチから20インチにサイズアップしても314g増ですから、装備重量にしても5.9kg強程度です。50ccのハスクやスチールで20インチのバーにすると一体何kg位になるのでしょうか。
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 因みにですが、実際にはバーの長さ伝々よりも有効長に注目しておく必要があります。ハスクはバーの長さよりも実際の有効長が短くて、560XPに20インチバーを取り付けたものと、共立(CS500やCS42RS)に18インチバーを取り付けたものと同じになります。
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 なので、バンパースパイクを整形してみましたが、全体でスパイクの爪を1cm位しか短くする程度まででしたね。560XPと。
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 CS500です。
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 以上の様にやまびこのチェンソーとオレゴンのスピードカットシステムの相性は良いのですが、一般販売店ではK216タイプを標準的には扱っていないと思います(今までのやまびこ用のK041では適合しないことをご存知ない場合があるかもしれません...)。

 オレゴンの冊子型のカタログには記載されていますが、ネットにも載ってないみたいですしね。オレゴン製品の日本販売元のブラントジャパンさんでは受注輸入品扱いになっていますが、昨年の時点では数本国内に在庫があるということでした。

 わたしが持っているオレゴン総合カタログ2018-2019だと56ページに掲載されていました。調べてみてください。
 下画像は、わたしの共立のCS500、CS42RS、CS43RSに使っているものです。此れら以外にハスク用の18インチと16インチバーも使っています。

 それで、下画像の上3本(20、18、16インチ)はオレゴンさん&石見エコーさんから、やまびこのCS500に適合するかどうかテストのためのモニター用としていただいたものです。やまびこ(共立、新ダイワ)の上記機種に該当するチェンソーに使いたい方のために説明を加えておきましょう。
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 わたしがハスクバーナ と共立の両方を使っていることが知っている石見エコーさんから、最初に上から3本目の16インチバーを預かりました。これは今までのやまびこ用のK041マウントのものです。オイル孔がどこにも見当たらないタイプですね。

 CS500に装着して使ってみたらK041マウントではオイル供給の絶対量が少ないことが判明しました。そのために、ドリルを使ってオイル孔を開けて使っています。

 そのあとに、マウントがK216タイプの20インチと18インチのスピードカットシステムを預かってCS500に装着してみましたら無事チェーンオイルの供給が安定して使えることが判りました。
 それからCS43RSにも適合していることも確認済みです。

 一番上の20インチバーのノーズは「TXLG」というタイプで、爪が12本あるスプロケットが付いています。16、18、20インチがあります。
 二番目以降のノーズは「TXLB」というタイプで、爪が10本のスプロケットが付いています。14、16、18インチがあります。

 一番下のバーは、ハスクバーナ 用のK095マウントのものを自分で改造して共立に付けられる様にした13インチバーです。K216タイプとは、チェーンの張り調整用の穴の位置とオイル供給孔の位置が異なりますから、オイル供給孔を相当広げないとオイルが流れませんでした。

 以上については昨年の10月にオレゴンの総販売元であるブラントジャパンの営業担当野宮氏が結果の確認に石見エコーさんに来られた時に報告してあります。
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 その時に、今年2020年には、トップハンドル用のスピードカットシステムを販売すると仰っていました。これはアナウンスして良いとのことで、1.1mmゲージのバーと1.1mmゲージの95TXLチェーンをリリースするのだそうです。95TXLなので.325ピッチですね。

 わたしはスピードカットシステムの95TXLチェーンは好きですね。目立てによりますけど非常にキックバックを押さえた刃付けができますし1.3mmゲージなので良く切れます。保ちもいいですし。

 ただ、気をつけなければいけないのは、スピードカットバーはアルミコアにして軽量化を行なっているので柔らかめで撓みます。グリグリと荒っぽく伐採する手法向けではないでしょう。

 あとは、オイル孔が小さめなので、もし切り粉が詰まるとすぐに流れなくなりそうですからお掃除はちゃんとした方が良いと思います。全体に精度が高く造られていますので、手入れは必要ですね。

 自分的には、この軽くて良く切れるスピードカットシステムと、やまびこ(わたしは共立ですが)の軽く、さらにはエンジン始動が楽な(スタータサポート機構があるので、より軽い力でエンジンが掛けられ、また冬でも夏でも始動性がよい)此の中型機の組み合わせは非常に汎用性が高いと思っています。

 刃付けさえちゃんとできれば、ストレスなく作業ができて、そして身体への負荷も少なくて済みますからトータルで効率が良いでしょうし、疲れにくいことは安全確保にも繋がりますからね。
 パワー重視の作業シチュエーションの時と、そうでない時の使い分けができると良いですね。


 また、CS43RSから、オレゴンのソーチェーン95TXLも標準で選べる様になりました。標準バー以外に違う長さのスピードカットシステムも何セットか持っておく手もあります。
 石などで刃を飛ばした場合に予備チェーンに換えるという手もありますが、バーごとセットで持っておくと安心な時がありますからね。
 長さの違うものを予備で持っておく手もあるでしょう。

 やまびこに限らずハスクでも同様の考え方が出来ますから、使用環境が適合するならば強力な味方になってくれるのがオレゴンのスピードカットシステムだと思います。

以上、高濱@島根からでした。