島根スタッフの高濱です。島根でもやっと梅雨入りをして外作業に向いていない季節が参りましたので記事作りをしてみましょう。ワーキング館のスタッフは、電話やお客様の対応、発送、発注、伝票、商品管理業務などでブログ記事を書くのは至難の技のはず。代わって鳥やカエルの声ばかりが聞こえる島根の田舎からの記事です。
IMG_2421コピー (1)
 さて、今回のお題はODSKのお客様たちも使っている人が多いスローウェイトを飛ばすためのランチャー、「テキチュー」についてです。要するに特大のパチンコですね。


 これは、うちでも便利に使っていますが、7年くらい前にビッグショットを買おうとしたら10万円位の価格だったので手が出なかった道具です。

 それで、2年くらい前に3万円代で買えるテキチューを手に入れました。トリガーシステム付きでバッグに入ってこの値段。費用対効果は高いのではないでしょうか。でも、入荷が遅いと言う噂もありますので、在庫があったらゲットされては如何でしょう。

 それから、このテキチューは農山村でも活躍する便利道具です。集落に一本あると獣害対策、特に猿の追い払いには効果が高い!
 でも、その話は最後に書くとして・・・


【ラバーチューブの修理】
 さて、この便利なテキチューですが、ウィークポイントがあってパウチを取り付けているところのラバーチューブが切れるんですね。1テキチューキレやすいところ (1)

 これは、ラバーチューブに孔を開けてパウチのベルトを通しているからで、基本的なアーキテクチャの問題ではないでしょうか。




 でも、大丈夫。もっとしっかりとした留め方を考えてみました。









 今回の記事で、テキチューユーザの方のために、自分が1年くらい前にやった修理方法をシェアしてみましょう。
 お役に立てれば幸いです。

【再び切れない様にするには】
 チューブとパウチを繋ぐには、同じ様にやっていては再度切れてラバーチューブがどんどん短くなってしまうでしょう。
 切れた片方だけ繋いでいては、左右の長さが変わってしまいます。それに、また切れるのではないかと、恐る恐るパウチを引くのは怖いものがありますし。。。

 と言う事で考えてみた方法は、こんなです。今の所全然問題なしで使えています。ちょっと道具が必要ですが如何でしょうか。
 皆さんは、もっと綺麗に加工してやってみてくださいね。

 まずは、ラバーチューブの中に何とか潜り込める程度のヘッドをもったビスを探します。
2ビスを用意 (1)























 作業場の工具箱を漁ったらこんなビスが出てきたので、まずはネジの部分をカットしました。


3ディスクグラインダーで切削 (1)






 加工したのは、ヘッドの部分を少し小さく削ったことと、シャフトの部分に絞りをいれて、後から巻く留め紐が効く様にしたことです。














4パウチ紐をゴム管に (1)















 それをパウチのベルトの間に潜り込ませて・・・










5ビスを中に入れる (1)


















 こんな風に入れ込みます。もしかすると、ビスのヘッドの向きは逆の方が良いかもしれません。






 そして、ラバーチューブの中まで、長い棒を使って押し込みます。
6ビスごと押し込む (1)
























 あとは、細い紐で縛り、解け対策に瞬間接着剤で紐の端を留めます。

7コードで固定 (1)





 強く巻いた方が良いでしょう。




















IMG_2416のコピー (1)







 ついでに切れていない反対側も、ラバーチューブを切って長さを合わせてから同じ加工をしました。

 バッチリです!











【テキチューで飛ばせるもの?】
 写真は、島根県の雲南市というところで1年半くらい前、大橋式の山に優しい壊れない作業路開設の講習会を開催した時のものです。

 開設する作業路脇に、枝が枯れた樫の木があって、その処理をするのにロープクライミングをするためにテキチューを持っていっていました。

 その時の様子はこちらの記事の奥の方に書いてありますが、この時に書いた記事の中のテキチューの活用方法を簡単に書いてみます。


 作業路開設の受講者のお父さんたちに大受けだったテキチュー。
IMG_9722のコピー (1)





















 子供のころは悪ガキだったお父さんたちには、このテキチューがピンときたんですね。


 いま、農山村では日本中、獣害に困っています。山が放置されて人が入らなくなっていることと、下刈りもされない山がボサボダになっているので、獣たちが大活躍。

 みんな困っていますが、その中で処置に困るのは、特に鹿と猿。猿は賢いので、柵や花火なんて役に立たないしで、猟師がいても鉄砲で打つのは嫌がる人も多いでしょう。

 なので、猿は殺さなくても良いから、痛い目に遭わせないとダメというわけで。それもボスザルね。
 自分の場合にはスリングショットでボスザルとおぼしき奴をちょっと痛い目に遭わせてあげたら出なくなったことがあります。

 で、お父さんたちは直ぐに閃いたのね。テキチュー見て、「こりゃあ、いい!」、って。で、速攻集めて来ましたよ、ドングリをたくさん。
IMG_9721のコピー (1)


























 そして、大きなパウチにドングリをたくさん詰めて・・・

IMG_9720のコピー (1)


 「すごく飛ぶね〜!」







 「これだったら、小さいナットに赤いテープをつけて飛ばしたら、もっと驚くかも。」



 ということで、農家のお父さんたちに大受けのテキチューでした。



 他には、最近以上気象で水害が多いわけですが、その際のロープを渡す様な必要があるレスキューにも役に立ちそうです。

 まだの方は如何ですかテキチュー。。。