S Mといっても変な趣味の事ではありませんよ。
世界中の木登りストたちは最近SRT、DdRTという略語を使わず

SRT → SRS (Stationary Rope System=ロープが動かないシステム)
DdRT → MRS (Moving Rope System=ロープが動くシステム)

と言うようになっています。
シングルロープとかダブルロープと言うよりは『動く、動かない』といった方がそれぞれのシステムの本質を言い表しているからです。
drt
僕がショップKで働き出した時、『ダブルロープテクニック』と聞いて浮かんだのは写真のような使い方でした。登山界では2本のロープを束にして使うことをダブルロープと言うから、しばらく混乱していました。

DdRTも1本のロープを2つ折りにしているだけだから厳密に言うとシングルロープではないか、と言う議論もあって、SRS/MRSという名前が使われ始めたわけです。

SRT/DdRTという言葉を使っても構いませんが、SRS/MRSと聞いて???とならないために覚えておいた方がいいと思います。

さて、S派かM派かという事ですが、どちらか1つしか使わないよ(使えないよ)、というのではなく、それぞれの長所/短所を理解し状況に応じて使い分けられる、というのが理想的ではないかと思います。(小坂)